株式会社 オリエンタルコンサルタンツ

事例紹介

土木学会デザイン賞2022最優秀賞　川原川・川原川公園

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　2011年3月11日の東日本大震災で甚大な被害を被った岩手県陸前高田市の復興事業において、被災前から地域を流れる川原川と嵩上げされた新たな市街地の高低差を解消する一体的な空間を創出しました。市街地全体の計画や調整を担当していた当社は、吉村伸一氏のデザイン監修のもと、「川でもあり公園でもある街の空間」の創造を目指し、公園と河川全体の調整や公園設計を行いました。被災を免れた河畔林の保全や被災前のお花見の場の継承など、復興事業に地域の歴史や風景をつなぐ工夫を行いました。地元有志の川原川ファンクラブの活動が継続して行われており、地域に親しまれる場となっています。

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前橋馬場川通りアーバンデザインプロジェクト

地元有志の寄付金による前橋市中心市街地の再生事業。着目したのは、かつての城下町にあった水路の存在である。戦後の都市化により水路には蓋がされ車中心のまちへと変貌する中、対象地に残された水路をまちの環境装置と捉え直し、ウォーカブルな社会に資する安全性と快適性を兼ね備えた基盤へと再生している。
当社は、基本設計・実施設計・工事監理支援業務を行った本プロジェクトを通して、馬場川通りのウォーカブル化に携わった。

川崎市 富士見公園 “FUJIMIX”

富士見公園は、施設の老朽化などの課題もあり、都心における総合公園としての機能回復やスポーツ・文化・レクリエーション活動の拠点機能の強化のため、PFIにより、民間事業者等が持つ柔軟な発想や専門的なノウハウを活かした再編整備を進め、２０２４年１０月にオープンした公園である。
川崎市で最初に出来た都市型総合公園という歴史と伝統、文化をしっかり継承しながら、時代に即した新しい目線とアイディアで更に醸成させるべく、多様な「ひと」を受け容れるインクルーシブの概念を融合させた“FUJIMIX”をコンセプトとして掲げた。
当社は協力企業として、基本設計・実施設計・工事監理を担当した。